ご訪問ありがとうございます。
このサイトを訪れたあなたは、富士フイルムのマクロレンズに興味があるはずです。
ですが、なかなかレンズの購入に踏み切れないですよね。
- 初心者なので、マクロレンズを使いこなせるか心配
- 富士フイルムの3本のマクロでどれが良いか悩んでいる
- 実際の購入者のレビューを探している
マクロレンズで撮影した写真は、マクロレンズだけの特別な世界があります。
大切な人に見せれば、きっとよろこびますよ。
購入のレビューをまとめたので、少しだけお手伝いさせてください。
✔ 記事の内容
富士フイルムのマクロレンズ「XF30mmF2.8 R LM WR Macro」を実際に購入して、使った感想などを紹介しています。
カタログデータだけでなく、実際の購入者の意見として「良いところ、良くないところ」を正確に伝えられるような記事を書いたつもりです。
ご家族に花が好きな人がいる方は必見です、印刷して部屋に飾るとよろこびますよ。
少しの時間で読めるので、富士フイルム 30mmマクロのレビューを知りたい方は、最後まで読んでみてください。
そもそも、マクロレンズって何?
マクロレンズとは
小さな被写体に接近して、大きく撮影することができるレンズです。
ほとんどのマクロレンズは等倍の大きさで撮影が可能です。
主にマクロレンズを使う場面は以下です
- 花の撮影
- 昆虫の撮影
- 料理の撮影
- 小物の撮影
小さな被写体を大きく写すこと、マクロレンズは「特別な世界観」と「魅力」があります。
交換レンズの基本について
マクロレンズも交換レンズです、望遠レンズや広角レンズと基本は同じです。
焦点距離に違いがある
マクロレンズも焦点距離の違うものが、各メーカーからラインナップされています。近づくと逃げてしまう昆虫などを撮る場合は、焦点距離の長いレンズが適しています。
カメラ本体と同じマウントのものしか使えない
カメラとレンズは接続する部分の規格をマウントと呼びます。通常はメーカー及びカメラの種類で異なります、基本的には同じメーカーで同じマウントのものしか使えません。
アダプターを購入すれば別のマウントを使うことができますが、あえて別のマウントを選ぶ必要はありません。
マクロレンズは素人でも使えますか?
マクロレンズは誰にでも使えますよ。
マクロレンズが誰にでも使える理由
- オートフォーカスでピント合わせが可能
- オート露出で撮影できる
- 手持ちでも撮影できる
オートフォーカスでピント合わせが可能
マクロレンズも他のレンズと同じでオートフォーカスでのピント合わせは可能です。
下の写真は雨の日に傘を持ちながら、片手でオート撮影したものです。
もちろんマニュアルピントも可能です。
ピント合わせが難しい場合、絞りF値を大きくして、ピントの合う範囲(被写界深度)を広くすることも手段です。
僕の場合ピントがあわせにくい時はF8~F10で撮影します。
イメージ通りの写真が写せる方法を選択してください。
僕の場合ピントがあわせにくいときはF8~F10に絞ります。
オート露出で撮影できる
マニュアルでの露出設定での撮影が可能です。
露出とは、写真撮影で必要な光の量のことです。
シャッタースピード、絞り(F値)、ISO感度の3要素から写真の明るさが決まります。
マニュアルはその3要素をカメラマンが設定すること、オートはカメラが自動で決めることです。
例えば滝の写真や、花火の写真など、写真の表現するためにシャッタースピードを操作することが必要な場合は、マニュアルでの露出設定が必要です。
マクロレンズだからと言って、特別なことはありません。
オート露出での撮影が可能です。
マクロレンズは明るいので「絞り優先モード」で少し「絞りF値」をあげての撮影するとピントが合いやすくなります。
絞り優先モードが使いやすいですよ。
手持ちでも撮影できる
レベルの高い写真を撮りたいのであれば、三脚を使って撮影になるかと思います。
「カジュアルに写真を楽しみたい」のであれば、手持ちの撮影でも問題ありません。
僕の写真はオートフォーカス、絞り優先モード、手持ち撮影がメインです。
自分が楽しめれば、それでOKです。
スキルアップして三脚が必要になったら使ってください。
マクロレンズを買った理由
花を撮影していると「もう少し大きく撮りたい」と思うことが多いのですが、標準ズームや望遠ズームでは満足できなくて、「マクロレンズがあれば」と思っていました。
富士フイルムのカメラ用に3本目のレンズとして選択
以前はCanonのカメラでレンズを5本くらい持っていたのですが、富士フイルムに買い換えてからは標準ズーム(18-55)と望遠ズーム(50-230)の2本だけで過ごしていました。
3本目として「明るい単焦点」か「マクロレンズ」で悩んでいたのですが、僕の場合は散歩しながら花を撮影することが多いのでマクロレンズに決めました。
標準のレンズとの大きさの違い
以下の写真が標準レンズとの比較です。
左がマクロレンズで撮影したもの、右が標準レンズで撮影したものです。
写真としてどちらが良いかは好みですが、どちらが大きく撮影できるかは明確ですね。
30mmのマクロレンズを選んだ理由
富士フイルムのマクロレンズの種類
富士フイルムのミラーレスカメラ用には3本のマクロレンズが発売されています。
- XF30mmF2.8 R LM WR Macro
- XF60mmF2.4 R Macro
- XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro
主な仕様の比較
赤字は評価した項目です。
項目 | XF30 | XF60 | XF80 |
---|---|---|---|
焦点距離 | 30mm | 60mm | 80mm |
絞り開放 | F2.8 | F2.5 | F2.8 |
最短撮影距離 | 10cm | 26.7cm | 25cm |
外径寸法 | φ60mm×69.5mm | φ64.1mm×63.6mm | φ80mm×130mm |
最大撮影倍率 | 1倍(○) | 0.5倍(×) | 1倍(○) |
質量 | 195g(○) | 215g(○) | 750g(×) |
フィルターサイズ | φ43mm | φ39mm | φ62mm |
30mmマクロを選んだ理由
人の目に比較的近い、30mmという焦点距離
このレンズを使用するカメラ(APS-Cサイズのカメラ)で、30mmという焦点距離は人の目に比較的近い距離のレンズと言えます。
人に目に近いレンズのメリットは、自然に立った場所から、ほとんど動かないで撮影できることです。
散歩カメラとしては軽量小型が良い
- XF30 φ60mm×69.5mm 195g (○:コンパクト)
- XF60 φ64.1mm×63.6mm 215g(○:コンパクト)
- XF80 φ80mm×130mm 750g (×:大きくて重い)
3本のデータを比較すると、外形や重量でXF80はどうしても大きくて重いという判断になります。
お散歩カメラでの仕様では「重い」というのは致命的なので、この時点で候補から外しました。
等倍撮影が可能なのはXF30
軽量小型のXF30とXF60を比較すると、最大撮影倍率に違いがあります。
- XF30 1.0倍(○)
- XF60 0.5倍(×)
やはりマクロレンズは大きく撮りたいので「最大撮影倍率=1倍」のXF30を選択しました。
「オールラウンド」につかいたい
30mmの焦点距離であれば、これ1本で行けそうな気がします。
カメラに30mmマクロだけ、交換レンズを持たないでの散歩撮影、ドライブ撮影など、さまざまな場面で活躍できるはずです。
フィルター径はφ43mm
フィルター径はφ43mmです。
お求めやすい価格ですね。
使った感想、作例など
買って良かったところ
30mmマクロをX-T20につけて、少し歩いてみました。
スナップで風景を撮影しました、30mmの単焦点レンズとして問題なく使えそうです。
F2.8の明るいレンズなので、きちんと背景ボケします。
レンズ交換なしで、マクロもスナップも撮影できます。
桜を撮影、この日はあいにくの雨でした。
庭に咲いている花です、名前はわかりません。
絞り開放 F2.8 かなりボケますね。
- 明るいレンズ、使いやすい焦点距離、スナップレンズとして問題なし
- 近づいて撮影するのがとても楽しい
スナップ撮影もできる、もちろんマクロも使える、近づいて撮影するのがとても楽しいレンズ
メーカーのキャッチコピー「新世代のオールラウンダー」という言葉がぴったりです。
すこし残念だったこと
近づかないと大きく撮れない
当然ですが、焦点距離30mmのレンズなので近づかないと大きく撮れません。
高い場所や近づけないような場所では、このレンズでマクロ撮影はできません。
離れた距離でマクロ撮影をしたい場合はXF80が適しています。
在庫が少なく、少し高い値段で購入した
ネットでの購入ですが、「在庫なし、入荷日未定」の店が多く、やっと探した「在庫有り」は少し高額でした、その差は1万円以上です。
もうすぐ桜の季節、早く欲しかったので、「在庫がある、少し高い店」から購入しました。
なんで?、はやく欲しかったからですよ。