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富士フイルムの望遠ズームを探している人に向けてのページです。
- 富士フイルムの望遠ズームを探している。
- 「XC50-230mm」と「XF55-200mm」で悩んでいる。
- 「XC50-230mm」を実際に買った人のコメントを知りたい。
僕は「XF55-200mm」でなく「XC50-230mm」を選びました。
購入レビューをまとめたので、少しの時間だけ見ていって下さい。
✔ 記事の内容
富士フイルムの望遠ズームレンズ「XC50-230mm F4.5-6.7 OIS Ⅱ」を実際に購入して、使った感想などを紹介しています。
カタログデータだけでなく、実際の購入者の意見として「良いところ、そうでないところ」を正確に伝えられるように記事を書いています。
お子さんやお孫さんのスポーツ撮影には、望遠ズームは絶対に必要ですね。
それでは見て行きましょう。
XF55-200mmでなくXC50-230mmを購入した理由
- XF55-200mmよりも焦点距離が長い
- XFレンズと違いは気にならない(マウント部、しぼりリング)
- レンズ口径がφ58、XF18-55mmと同じフィルターが使える
- XC50-230mmのほうが価格が安い
- 僕の用途ではXC50-230mmのほうが、コストパフォーマンスが高い
「XC50-230mm」と「XF55-200mm」のデータの比較
富士フイルムの望遠ズームの購入において、この2本のレンズで悩みました。
- XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II
- XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
主なデータの比較
赤字は評価した項目です。
項目 | XC50-230mm | XF55-200mm |
レンズ構成 | 10群13枚 (非球面レンズ1枚、異常分散レンズ1枚) | 10群14枚 (非球面レンズ1枚、異常分散レンズ2枚) |
焦点距離 | 50-230mm(望遠が長い) | 55-200mm |
最大口径比 | F4.5-F6.7 | F3.5-F4.8 (明るい) |
最小絞り | F22 | F22 |
最短撮影距離 | 標準 1.1m-∞(ズーム全域) マクロ 1.1m-3m | 標準 1.1m – ∞ マクロ 1.1m – 3m |
最大撮影倍率 | 0.2倍(W端) | 0.18倍(T端) |
質量 (約) | 375g(軽い) | 580g |
フィルターサイズ | φ58mm(XF18-55と同じ) | φ62mm |
テレコン | 非対応 | 非対応 |
データをざっくり比較すると
「XC50-230mm」のほうが、焦点距離の幅があり、被写体を大きく撮影することができます。
ただし、レンズの明るさなら「XF50-200mm」が優れています。
XCレンズとXFレンズの違い、どっちがいいですか?
そもそも、XCレンズとXFレンズの違いは何でしょうか。
- マウント部の素材の違い、XCはプラスチック製、XFは金属製で高級感がある
- しぼり調整方法の違い、XCが本体ダイヤル、XFは絞りリング
- XCレンズのほうが安価
マウント部の違い
左がXCレンズ、右がXFレンズです。
XCレンズのプラスチック製に比べると、XFレンズは金属製で高級感を感じられます。
XCレンズはプラスチック製ですが、壊れるなどのトラブルは経験していません。
しぼり調整の違い
しぼり調整でXCレンズはしぼりリングがないので、カメラ本体のダイヤル(写真左)で調整します、XFレンズの場合、レンズのしぼりリング(写真右)で調整を行います。
XCレンズはカメラ本体のダイヤルで操作を行いますが、他メーカーの一眼レフカメラと同じ方法です。操作性が悪いように感じますが、普通に違和感なく操作が行えます。
XCレンズのほうが「コストパフォーマンスが高い」と判断しました
価格についてはXCのほうが安価で販売されています。
XCレンズとXFレンズの違い(マウント部、しぼりリング)、レンズの明るさの違いなどが許容できれば、焦点距離が少し長くて、質量の少し軽い「XC50-230mm」のほうがコストパフォーマンスが優れています。
望遠レンズに明るさは求めていません、通常使用でのコストパフォーマンスに優れている、XC50-230を購入しました。
もう少し明るいレンズが欲しい人や高級感が欲しい人、しぼりリングがないとダメな人は「XF55-200mm」を選んだほうが良いです。
フィルターφ58、「XF18-55mm」と同じ
- 「XC50-230mm」レンズ口径はφ58mm
- 「XF55-200mm」レンズ口径はφ63mm
「XF18-55mm」のレンズ口径がφ58mmです、「XF18-55mm」を所持しているならPLフィルターやNDフィルターは同じものが使えますよね。
保護フィルター
レンズを保護するためのフィルターです。
PLフィルター
PLフィルターは偏光フィルターとも呼ばれ、レンズに入る光の反射をおさえます。
NDフィルター
NDフィルターはレンズに入る光の量を減らします。
可変NDと固定NDがあります。
スポーツ撮影目的で、望遠ズームを買いました?
どうして望遠ズームを買ったのか?
「欲しかったから」と言えばそれまでですが、姪っ子のテニスの撮影が目的で望遠ズームを買いました。
ご覧のように、テニス撮影ならテレ側230mmで十分に撮影できます。
スポーツ以外にも、風景や花の写真でも使っていますよ。
運動会ならXF70-300mmがイチオシ
XC50-300mmは運動会で使えるか?、望遠レンズ選びをしている「お父さん」や「おじいちゃん」には気になりますよね。
運動会なら「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」イチオシです。
レンズは高額なので既にXF50-230mmを持っているなら、それを使うことをおすすめします。
これから望遠レンズを購入するのであれば「XF70-300mm」が焦点距離がながく、運動会では使いやすいはずです。
運動会レンズの詳細は以下のページを参照してください。
テレコンはつけられる?
テレコンは非対応です。
富士フイルムXシリーズには「XF1.4X TC WR」と「XF2X TC WR」の2種類のテレコンがありますが、XC50-200mmレンズではどちらのテレコンも非対応です。
ちなみに、「XF55-200mm」もテレコンを使えません。
もっと望遠が欲しいなら「XF70-300mm」を検討してくださいね。
XC50-200mmの少し残念なところ
「XC50-200mm」を購入して少しだけ残念なところがひとつだけあります。
レンズのマウントキャップと呼ぶのでしょうか?
撮影には全く影響しないのですが・・
あまりにも安っぽいですよね。
使った感想、作例など
軽量小型なのでX-T20に装着しても良いバランスです。
テレ側230mmにするとニョキッとでますが、普通な感じですよ。
桜、きれいですよね。
あまりじょうずに撮れていませんが、鳥が撮影できました。
遠くの被写体は望遠ズームがいいですね。
まとめ
富士フイルムの「XC50-230mm F4.5-6.7 OIS Ⅱ」を購入した理由や使用した感想などを解説しました。
「XC50-230mm」は「XF55-200mm」と比較する人が多いと思います。
- レンズマウント部の素材が違う
- しぼりリングがレンズになく、本体のダイヤルでしぼり調整する
- XC50-230mmよりもXF55-200mmのほうが明るい
- XC50-230mmのほうが、XF55-200mmよりも焦点距離が長い
- XC50-230mmのほうがXF55-200mmよりも価格が安い
簡単に言うと、明るいレンズが必要ならXF55-200mmがおすすめで、そうでなければXC50-230mmを選んでおけば間違いないです。