Python書籍「退屈なことはpythonにやらせよう」を購入しました。
表紙には、「ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング」と書いてあります。
「プログラミングなしでPythonを動かすことが出来るかも!!」と期待したのですが、そのような裏ワザは辞典とは違いました。
良く読んでください、「・・・・プログラミング」、、そうです、プログラミングの書籍です。
本書は「プログラミングの基礎」から「Pythonの基礎」、「業務自動化できそうなPythonテクニック」を解説した書籍です。プログラミングなしで、「楽に自動化」を期待している人はこの本はやめたほうが良いです。
逆に楽をしないでPythonの学習をしたい人にお勧めの書籍です。
この本を買わない方が良い人
- プログラミングなしでの「業務の自動化」や「業務の簡素化」を考えている人
- 「プログラミング作業」や「プログラミングの勉強」が嫌いな人
「ノンプログラマー」と書いてありますが「ノンプログラミング」とは書いてありません。
本書に書いてあることは「プログラミングの基礎」、「Pythonの基礎」、「業務自動化できそうなPythonのテクニック」です。プログラミングが嫌いな人は読まない方が良いです。
この本を買ったほうが良い人
- プログラミングを基礎から学習したい人
- 他の言語を知っていてPythonでの業務自動化を学習したい人
- Pythonでの自動化を知りたい人
本書の3分の1くらいはPythonの基本が書かれています。
「プログラミングを知らない人」、「他の言語は知っているけどPythonは初めて」という人にも、分かりやすく丁寧に「Pythonの基本」が解説されています。
本の中ごろから自動化の解説になります。Python経験者で業務自動化を知りたい人はそこから読んでも良いですね。
Python自動化を体系的に、「何ができるか一度目を通したい」という方はおすすめですが、特別なことが書いてある訳ではないので、過剰に期待しないほうが良いです。
第1部はPythonプログラミングの基礎
Amazonから到着、開封して『厚いなー!!』と言ってしまいました。
総ページ数は索引を含めて690ページです。
この本は1部と2部で構成されています。
第1部が「Pythonプログラミング基礎」となっています。
「Pythonの基本」、「フロー制御」、「関数」などについて解説しています。第1部だけで180ページです。
「リスト」や「辞書とデータ構造」などはプログラミング未経験者には難しいかもしれないですね、挫折しないように、自分のペースで読みすすめましょう。
途中わからないことが有ったら、ネットで調べながら読み進めることをおすすめします。
僕の場合「ミュータブル・イミュータブル」で引っかかり、ネットで調べました。
第2部は処理の自動化
第2部が「処理の自動化」です。
「正規表現」「ファイル管理」「スクレイピング」「Excelシートの操作」など、Pythonでの処理の自動化方法が解説されています。
全体をパラパラ見て気になるところから読んでみたり、必要な部分だけ読んで実際にプログラムを作るのも有りですね。
例えば、事務処理で使用頻度が高い「メール送信」や「Excel操作」から自動化を始めると、効果につながりやすくモチベーションが維持できると思います。
あなたのペースで気の向くままに読み進めながら学習してください。
「Pythonでの自動化テクニック」を知りたい人は本書をお読みください!!