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この記事を書いている今の日付は2022年11月6日、中国武漢市で新型コロナウイルスの第1例目が報告されてから、もうすぐ3年になります。
感染症の収束はまだまだ見られず、経済への影響は今も続いています。
私が勤めている工場でも御多分に漏れず、半導体不足から客先オーダー減少し、売上が低迷しています。
そこで出てくるのが、政府のコロナ経済対策である「雇用調整助成金」です。
詳しくは、厚生労働省のホームページを見てもらえればわかるのですが、簡単に言うと「売上が減少した企業が休業した場合に、社員の給与を補助してもらえる」、そんな制度の事です。
言い換えると、「社員が休むと、補助金が出るので利益に貢献できる」という事になります。
私の会社でも売上減少により、2年以上前から休業を取るように指示が来ます。
会社側から見れば社員が休めば収入が増える、社員にとっても休んでも給与が減らないだけでなく有給休暇も消化されない、良いことばかりに感じます。
ですが、私は少し違和感を感じています。約2年前に休業が始まった頃は私も休業を取得していました。
本当に休んでいて良いのですか?
もちろん会社の指示なので、選択肢があればの話になりますが・・
自分の頭の中を整理する意味で、このような記事を書きました。
何かの参考になるならご高覧ください。
休業を断りました
約2年前に休業が始まった頃は、私も休業を取得していました。
少なくても週に1.5日は休んでいました。
先日も会社側から「今月も休めるようなら休業お願いします」との話があったのですが、今回は断ることにしました。正確には今年の7月頃からずっと断っています。
休みが増えても給与が変わらないから一般的には休業したほうがよさそうな話です。
休業するとルーチンワークしかできない
私の場合、社内SEに携わる一方で生産管理の一般業務も兼務しています。
出勤日数を減らすには、ルーチンワークである一般業務が優先になり、プログラム作成などのシステム関係の仕事に手が回らなくなります。
そうなると、自分が持っているプログラミングやエンジニア的なスキルを活かすことが出来なくなります。
急いでやらなくても良いと言えばそうなのですが、きちんとしておかないと後で後悔するのは自分です。
休業せずに出社したほうが周りの信用を得られる気がする
もちろん会社の指示なので休業して良いのですが、周りの同僚社員はどう見てるのでしょうか?
口にはしませんが「この人、こんなに休めるんだ」、「なんで休めるのだろうか」、そんなことを考えるはずです。「こんなに休めるなんて、頑張り屋さんですね」なんて、良い評価する人はあまりいないはずです。どちらかといえば、休業している人が多い中で毎日出社している方が、周りには良い印象を与えるはずです。
当然ですが、上司からは休むようにプレッシャーを与えられます。それでも普段から正しい行動をして、信用を積み上げておけば問題ありません。信頼されていれば出社することも、休業することも選択できます。
「周りの目なんか関係ない」、「上司の指示だから休みます」、という人は遠慮なく休業して頂いて結構です。
休みが多くても趣味に時間を費やすだけでメリットを感じない
上述していますが、私の会社の要求は休業1.5日です。
1週間のうち3.5日が出社、3.5日が休み、週の半分が休みということになります。
しかも「休業中はいつでも出社できるように」との事なので、あまり遠くに行く事もできません。出来る事と言えば「趣味のゴルフの練習」、「ロードバイクで近所を一回り」、「YouTubeを見る」、「テレビを見る」、そのくらいです。
最初はそれも良かったのですが、2年も経つと飽きると言うか、そんな生活に不安を感じるようにもなって来ました。
それでも充実した休みを過ごせる人であれば、休業する事をお勧めします。
来年は忙しくなるので準備を進めておきたい
現在の生産管理システムのサーバーが保守期間終了になるため、来年にはサーバーリプレレースの作業を控えています。パッケージシステムの導入作業、EUCプログラムのメンテナンスなど、来年は忙しくなることがわかっています。
意外と手間がかかる「生産管理システム サーバー更新作業」を解説
人員の補充も要望していますが、あまり期待していません。休業などしないで、早い時期から準備を進めて置いたほうが賢い選択です。
まとめ
売上が減少して会社が困っているのだから、休業して顧調金をもらったほうが会社に貢献しているのは当然です。ですが、私の場合は上述したようなことで休業せずに出社しています。
もちろん、それぞれ考え方はあります、置かれている立場も異なります、会社の指示で休業せざるを得ない方もいるかと思います。
休業することを否定はしません。
選択肢があるならば、5年先や10年先まで長い目で考えておきたいですね。
前向きに仕事をすることの大切さを・・